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龍の家紋|雨龍・龍の爪の意匠と使用家
龍の家紋|雨龍・龍の爪の意匠と使用家
龍紋は、中国で皇帝の象徴とされた神獣の龍をかたどった家紋であり、水や雨、稲妻を司る瑞祥として日本の武家にも受け入れられてきました。もっとも、格が高すぎるうえに姿も複雑なため、正式な家紋としては意外に少なく、墓石や古い着物で見かけても「龍」「雨龍」「龍の爪」「鱗」「龍胆」のどれなのか迷いやすい紋です。
メディチ家の紋章 6つの玉に隠された由来
メディチ家の紋章 6つの玉に隠された由来
メディチ家の紋章は、フィレンツェの街角や美術館で繰り返し目にする、金色の盾に赤い玉が並んだ意匠である。現行の形は赤5個と青1個の計6個からなり、青い玉の中には金のユリが3つ描かれる。まずはこの「赤い玉は何か」という素朴な疑問に、正面から向き合ってみましょう。
蝶紋とは|揚羽蝶の家紋と平家の関係
蝶紋とは|揚羽蝶の家紋と平家の関係
蝶紋は、蝶を図案化した日本の動物紋で、平清盛で知られる平家(平氏)一門の象徴として広く知られています。揚羽蝶という呼び名は、蝶が止まるときに羽を立てる姿に由来し、大河ドラマや平家物語の合戦描写で旗指物として目にした記憶が、その意味を確かめたくなる入口になるでしょう。
ドイツと双頭の鷲|神聖ローマ帝国の由来
ドイツと双頭の鷲|神聖ローマ帝国の由来
双頭の鷲は、神聖ローマ帝国の皇帝紋章として知られる意匠である。だが現代ドイツ連邦共和国の国章は1950年制定の単頭の黒鷲、つまり連邦の鷲であり、ここでまず多くの人が抱くイメージのズレが生まれる。双頭の鷲がどこから来て、いつ帝国の正式な紋章になったのかをたどると、話は962年成立の神聖ローマ帝国へと戻る。
沢瀉紋とは|勝ち草の家紋の意味と由来
沢瀉紋とは|勝ち草の家紋の意味と由来
沢瀉紋は、水田や用水路に自生する水草オモダカを図案化した植物紋で、柏・片喰・桐・鷹の羽・橘・蔦・藤・茗荷・木瓜と並ぶ十大家紋の一つです。大河ドラマや戦国ゲームで矢じりのような三枚葉の紋を見かけて、何の植物なのか気になった人には、まずこの紋がオモダカそのものを写した意匠だと押さえるとわかりやすいでしょう。
鷹の羽紋とは|並び鷹の羽の意味と由来
鷹の羽紋とは|並び鷹の羽の意味と由来
並び鷹の羽は、鷹の羽根を二枚縦に並べて表した家紋で、肥後の菊池氏が代表紋として用いた尚武紋です。鷹そのものではなく羽根で武を象徴するのは、鷹が勇猛さや高貴さの象徴であるうえ、羽が和弓の矢羽根の材料として重宝されたからで、武家に広く好まれました。
茗荷紋とは|抱き茗荷の意味と由来
茗荷紋とは|抱き茗荷の意味と由来
茗荷紋は、ショウガ科ショウガ属の多年草ミョウガの花穂を図案化した植物紋で、日本の十大紋の一つに数えられる家紋です。左右の花穂を内向きに抱き合わせた「抱き茗荷」がもっとも普及し、実家の墓石で見かけた紋の正体をたどると、まずこの形に行き当たるでしょう。
木瓜紋とは|五瓜に唐花の意味と由来
木瓜紋とは|五瓜に唐花の意味と由来
木瓜紋(もっこう)は、中央の唐花を外郭弁で囲む二重構造を持つ家紋で、十大家紋・五大紋にも数えられる普及度の高い紋です。名前は植物のボケと同じ字を使いますが、家紋としての由来は別で、唐代中国の有職文様「窠紋」に遡り、平安時代の御簾を飾る帽額の文様に使われたことが「もっこう」の呼び名につながりました。
雁金紋とは|結び雁金の由来と種類
雁金紋とは|結び雁金の由来と種類
雁金紋は、カモ科マガン属の渡り鳥カリガネを意匠化した動物紋で、空を渡る雁の姿を翼と頭だけで様式化した紋である。描かれる羽の数は一羽から八羽まであり、二つ雁金や三つ雁金といった違いはここから生まれる。
梅紋とは|天神信仰と梅鉢紋の由来
梅紋とは|天神信仰と梅鉢紋の由来
梅紋は、梅の花を意匠化した植物紋の総称であり、道真左遷の歌と飛梅伝説を起点に天神信仰と結びついて広がった紋である。天満宮を参拝すると、社殿の幕や提灯に梅鉢紋が何度も配されていて、信仰と紋が切り離せないことがすぐにわかります。
桐紋とは|五三桐・五七桐の意味と格式
桐紋とは|五三桐・五七桐の意味と格式
桐紋は、桐の花序と葉を図案化した家紋で、菊紋に次ぐ第二の格式を担う紋である。中国で鳳凰が止まる瑞木とされた神聖な桐に由来し、平安時代には天皇の衣類や調度品にも用いられたため、単なる植物紋ではなく皇室の権威と結び付いた特別な紋として受け止めるのが出発点になるでしょう。
蔦紋とは|蔦の家紋の意味・由来と種類
蔦紋とは|蔦の家紋の意味・由来と種類
蔦紋は、ブドウ科ツタ属のつる性落葉木・蔦を図案化した家紋で、柏や片喰、桐と並ぶ十大家紋の一つである。壁や樹木に吸盤で張りつきながら伸び続ける蔦の姿は、家の繁栄や子孫繁栄の願いと結びつき、公家・武家・庶民まで広く受け入れられてきた。