西洋紋章学入門
西洋紋章学入門の記事一覧
紋章学入門|図解でわかる基礎と配色ルール
紋章学入門|図解でわかる基礎と配色ルール
紋章学入門|図解でわかる基礎と配色ルール
ゲームや映画のエンブレムに親しんでいた頃は、紋章は「まとまったマーク」くらいに捉えていましたが、現地で都市の紋章を見上げたとき、盾が本体で、その上の crest は兜飾りにすぎないと一気に腑に落ちました。
ガイドを読む »最新記事
スコットランド氏族紋章|クレストとタータンの体系
スコットランド氏族紋章|クレストとタータンの体系
スコットランドの氏族紋章とは、一枚の絵ではなく、タータン、クレストバッジ、植物バッジ、モットーが重なって働く識別体系です。海外ドラマや家族のルーツ調べで初めてクレストバッジを手に取ったとき、帯と尾錠がただの飾りではなく、族長への忠誠を示す従者の印だとわかって腑に落ちました。
イギリスで紋章を取得する方法と費用・資格
イギリスで紋章を取得する方法と費用・資格
紋章は、イングランドとウェールズ、北アイルランドでは紋章院が、スコットランドではロード・ライアン裁判所が扱う、現代でも新規に授与される個人の標章である。姓や家名にぶら下がるものではなく、授与された本人と正統な男系の直系子孫だけが帯有できるため、
紋章学とは何か|西洋紋章と家紋を貫く学問
紋章学とは何か|西洋紋章と家紋を貫く学問
紋章学は、盾に描かれた獅子や戦国武将の旗指物のような図象を、起源・構成・意味のまとまりとして読み解く学問である。12世紀半ばの西洋紋章と、平安時代中期から武家へ広がった日本の家紋は別系統に見えますが、どちらも顔や声だけでは個を見分けられない場で、視覚記号によって家や所属を立てた点で同じ動機から生まれました。
紋章のライオンの姿勢と向き|意味を図解
紋章のライオンの姿勢と向き|意味を図解
紋章のライオンは、体の姿勢を示す attitude と顔の向きを示す aspect の組み合わせで読まれる存在である。ブレイゾンという言葉のルールで定義されるため、同じ指定なら画家のタッチが違っても同一の紋章として扱われる。
ブレイゾンとは|紋章記述の語順と文法
ブレイゾンとは|紋章記述の語順と文法
ブレイゾンは、紋章や旗の図柄を定義する正式な記述文であり、図そのものよりこの一文が本体になる。12世紀の古フランス語 blason にさかのぼり、英語には14世紀末までに入った語で、日本語ではブレイゾン、ブレイズンの揺れもある。
紋章学とは|西洋紋章の基礎を一から解説
紋章学とは|西洋紋章の基礎を一から解説
紋章学(ヘラルドリー)は、紋章を考案して記述する慣習と、紋章を整理分類して由来や意義を研究する学問という二面を持つ分野です。全身甲冑で顔が見えない騎士を12世紀の戦場で識別する必要から生まれたため、盾に描くこと、色を限定すること、文章で定義することまでが一つの体系として発達しました。
紋章の構成要素|盾・兜・サポーターの全体図
紋章の構成要素|盾・兜・サポーターの全体図
西洋紋章の完全な表示は、アチーブメント(大紋章)と呼ばれる積層構造である。盾を中心に兜、クレスト、マントリング、トルス、サポーター、モットーが上へ重なり、装飾がなくても盾だけで紋章は成立します。
紋章のサポーターとは|獅子・ユニコーンが盾を支える意味と歴史
紋章のサポーターとは|獅子・ユニコーンが盾を支える意味と歴史
西洋紋章学のサポーターとは、エスカッシャンの左右に置かれて盾を支える紋章要素です。正式要素として定着したのは15世紀後半で、起源は中世の馬上槍試合にあると考えられます。
クレストとは|西洋紋章の頂飾の歴史・構造・読み方を図解
クレストとは|西洋紋章の頂飾の歴史・構造・読み方を図解
クレストは、西洋紋章体系を構成するヘルメット頂部の飾り物であり、コート・オブ・アームズ全体と混同されやすい用語です。起源はゲルマン・スカンジナビア戦士の兜装飾にあり、12世紀後半に紋章体系へ組み込まれました。
家紋を作る|自作の5ステップとデザイン基本ルール
家紋を作る|自作の5ステップとデザイン基本ルール
家紋は、戸籍や届出で管理される制度ではなく、個人が自分で定められる記号です。だからこそ、まず押さえるべきなのは「何でも自由」ではなく、避けるべき紋と作り方の筋道だと考えます。この記事では、法的にどこまで自由なのか、どの紋を避けるべきか、そして自作・オーダー・生成ツールをどう使い分けるかまで整理します。
イギリス王室の紋章|ライオンとユニコーンの意味と歴史
イギリス王室の紋章|ライオンとユニコーンの意味と歴史
イギリス王室紋章は、現国王の個人紋章でありながら国章としても使われる、珍しい二重の紋章です。中央の盾にはイングランド、スコットランド、アイルランドが四分割で収められ、左右にはライオンとユニコーンが立つため、見方を知るだけで国の成り立ちまで読めます。
ヨーロッパ紋章一覧|13カ国の国章とモチーフ
ヨーロッパ紋章一覧|13カ国の国章とモチーフ
ヨーロッパの国章は、12世紀の十字軍時代に体系化された紋章学を土台に、王朝の継承や婚姻を通じて現在まで受け継がれてきた視覚言語です。この記事では、17カ国超を視野に入れつつ、13カ国を主軸に、鷲・ライオン・植物や幾何学・統合型という4系統から読み解きます。