最新記事

national

サッカークラブのエンブレムの意味と紋章学

国章・都市紋章

サッカークラブのエンブレムの意味と紋章学

サッカークラブのエンブレムは、中世紋章の直系の子孫である。観戦中にユニフォーム上部の星の数が気になって調べると、クラブごとに数え方が違っていて、そこで初めてこの世界が単なるロゴではなく、現代の紋章として読めるものだとわかります。 由来をたどると、図柄は都市紋章型、人物名型、聖人型の3軸に整理できる。

design

紋章が由来の企業ロゴ7選|実在の家紋・市章をたどる

紋章デザイン

紋章が由来の企業ロゴ7選|実在の家紋・市章をたどる

紋章をルーツに持つ企業ロゴとは、都市や家系、地方に伝わる実在の紋章を、そのまま、あるいはほぼそのまま受け継いだブランドマークのことです。ポルシェの中央の跳ね馬と外周の鹿角、アルファロメオのミラノの十字とヴィスコンティ家のビショーネのように、1952年や1910年といった採用年まで追うと、

design

自動車エンブレムと紋章の由来|7ブランドで読む

紋章デザイン

自動車エンブレムと紋章の由来|7ブランドで読む

自動車エンブレムは、12世紀ごろに戦場で生まれた西洋紋章の系譜を引く図柄であり、ポルシェ、アルファロメオ、キャデラック、プジョー、マセラティ、サーブ、フェラーリ、ランボルギーニのマークには、その名残がはっきり見えます。

national

欧米の大学の紋章|オックスフォード等の意匠を読み解く

国章・都市紋章

欧米の大学の紋章|オックスフォード等の意匠を読み解く

大学の紋章は、オックスフォード大学とケンブリッジ大学を見比べるだけでも、開いた本と閉じた本の違いに明確な意味があるとわかる意匠である。オックスフォードのDominus Illuminatio Meaを載せた開いた本と三つの金の王冠、ケンブリッジの赤地に白貂の十字と中央の閉じた本は、

national

教皇・教会の紋章|バチカン紋章学の読み解き

国章・都市紋章

教皇・教会の紋章|バチカン紋章学の読み解き

教皇紋章は、カトリック教会で最高位の権威を示す紋章で、交差した金の鍵と銀の鍵、三重冠(ティアラ)、赤い組紐が伝統的に組み合わさります。鍵はマタイ伝16章の「天国の鍵」に由来し、金は天上、銀は地上の権能を表すため、図柄だけで教皇の役割を読めるのです。

national

軍隊の記章・連隊紋章の歴史|記号で読む部隊の系譜

国章・都市紋章

軍隊の記章・連隊紋章の歴史|記号で読む部隊の系譜

軍隊の記章や連隊紋章は、単なる飾りではなく、十字軍の時代に全身甲冑の騎士を見分けるために生まれた西洋紋章と同じ識別記号の系譜にある。帽子の小さな金属章や肩章を手元でじっと見ると、最初は装飾にしか見えませんが、そこには部隊の出自と戦歴が刻まれていると気づかされます。

history

騎士団の紋章|テンプル・聖ヨハネ・ドイツ騎士団の十字

紋章の歴史

騎士団の紋章|テンプル・聖ヨハネ・ドイツ騎士団の十字

三大騎士修道会の紋章は、テンプル騎士団の白地に赤い十字、聖ヨハネ騎士団の白い十字、ドイツ騎士団の白地に黒い十字で見分けられる組織の徽章です。1119年のテンプル騎士団、1113年に公認された聖ヨハネ騎士団、1190年に始まったドイツ騎士団は、いずれも十字軍の時代に生まれ、

national

ヨーロッパ王室の紋章を7か国比較

国章・都市紋章

ヨーロッパ王室の紋章を7か国比較

ヨーロッパ王室の紋章は、イギリス、フランス、ハプスブルク家から派生したオーストリアやスペイン、ロシア、スウェーデン、デンマークまで、7つの王家を同じ物差しで見比べられる体系として読める。

western-basics

ブレイゾンとは|紋章記述の語順と文法

西洋紋章学入門

ブレイゾンとは|紋章記述の語順と文法

ブレイゾンは、紋章や旗の図柄を定義する正式な記述文であり、図そのものよりこの一文が本体になる。12世紀の古フランス語 blason にさかのぼり、英語には14世紀末までに入った語で、日本語ではブレイゾン、ブレイズンの揺れもある。

western-basics

紋章学とは|西洋紋章の基礎を一から解説

西洋紋章学入門

紋章学とは|西洋紋章の基礎を一から解説

紋章学(ヘラルドリー)は、紋章を考案して記述する慣習と、紋章を整理分類して由来や意義を研究する学問という二面を持つ分野です。全身甲冑で顔が見えない騎士を12世紀の戦場で識別する必要から生まれたため、盾に描くこと、色を限定すること、文章で定義することまでが一つの体系として発達しました。

western-basics

紋章の構成要素|盾・兜・サポーターの全体図

西洋紋章学入門

紋章の構成要素|盾・兜・サポーターの全体図

西洋紋章の完全な表示は、アチーブメント(大紋章)と呼ばれる積層構造である。盾を中心に兜、クレスト、マントリング、トルス、サポーター、モットーが上へ重なり、装飾がなくても盾だけで紋章は成立します。

national

イギリス国章 ライオンとユニコーンの意味

国章・都市紋章

イギリス国章 ライオンとユニコーンの意味

イギリスの国章は、正式には Royal Coat of Arms と呼ばれる君主の権威の紋章で、2022年に即位したチャールズ3世のもとで用いられています。中央の盾、左右のサポーター、上部のクレスト、そしてモットーから成る複合紋章で、イングランド、スコットランド、アイルランドの象徴を一枚にまとめた意匠です。