最新記事
雁金紋とは|結び雁金の由来と種類
雁金紋とは|結び雁金の由来と種類
雁金紋は、カモ科マガン属の渡り鳥カリガネを意匠化した動物紋で、空を渡る雁の姿を翼と頭だけで様式化した紋である。描かれる羽の数は一羽から八羽まであり、二つ雁金や三つ雁金といった違いはここから生まれる。
梅紋とは|天神信仰と梅鉢紋の由来
梅紋とは|天神信仰と梅鉢紋の由来
梅紋は、梅の花を意匠化した植物紋の総称であり、道真左遷の歌と飛梅伝説を起点に天神信仰と結びついて広がった紋である。天満宮を参拝すると、社殿の幕や提灯に梅鉢紋が何度も配されていて、信仰と紋が切り離せないことがすぐにわかります。
桐紋とは|五三桐・五七桐の意味と格式
桐紋とは|五三桐・五七桐の意味と格式
桐紋は、桐の花序と葉を図案化した家紋で、菊紋に次ぐ第二の格式を担う紋である。中国で鳳凰が止まる瑞木とされた神聖な桐に由来し、平安時代には天皇の衣類や調度品にも用いられたため、単なる植物紋ではなく皇室の権威と結び付いた特別な紋として受け止めるのが出発点になるでしょう。
蔦紋とは|蔦の家紋の意味・由来と種類
蔦紋とは|蔦の家紋の意味・由来と種類
蔦紋は、ブドウ科ツタ属のつる性落葉木・蔦を図案化した家紋で、柏や片喰、桐と並ぶ十大家紋の一つである。壁や樹木に吸盤で張りつきながら伸び続ける蔦の姿は、家の繁栄や子孫繁栄の願いと結びつき、公家・武家・庶民まで広く受け入れられてきた。
菊紋とは|皇室の十六八重菊の由来と歴史
菊紋とは|皇室の十六八重菊の由来と歴史
菊の御紋は、正式には十六葉八重表菊と呼ばれる皇室・天皇を象徴する紋章で、桐紋と並ぶ代表的な皇室紋です。外周に16枚の花弁が二重に重なる構造と、正面から蘂を表す図案が組み合わさっており、まず「菊紋とは何か」にこの一文で答えられます。
柏紋とは|三つ柏の意味と使用家を解説
柏紋とは|三つ柏の意味と使用家を解説
柏紋とは、柏の葉を図案化した植物紋で、藤・片喰・木瓜と並ぶ十大家紋のひとつです。記録される形は149種を超え、植物紋のなかでも屈指の多さを持ちます。編集部が家紋帖や神社の神紋を追うなかで注目したのは、単なる木の意匠ではなく、神道と深く結びついた「神聖な木」として柏が扱われてきた点でした。
桜紋とは|桜の家紋の意味と使用が少ない理由
桜紋とは|桜の家紋の意味と使用が少ない理由
桜紋は、サクラの花や枝葉を図案化した家紋群で、読みは「さくらもん」です。日本を代表する花を象った意匠なのに、桐・菊・藤に比べると用いる家は少なく、家紋としては傍流に見えるところがこの紋の面白さでしょう。
大友氏の家紋・抱き杏葉|由来と九州の名門紋
大友氏の家紋・抱き杏葉|由来と九州の名門紋
抱き杏葉は、豊後国(現在の大分県)を本拠とした戦国大名・大友氏を象徴する家紋で、見た目は植物のようでも実体は馬具の装飾金具を図案化した器物紋です。2枚の蔕の上に毬花をつけた杏葉を左右から抱き合わせる構図で、大友抱き杏葉とも呼ばれます。
後北条氏の家紋|三つ鱗の由来と北条鱗の謎
後北条氏の家紋|三つ鱗の由来と北条鱗の謎
三つ鱗は、3つの三角形を山形に組んだ鱗紋であり、鎌倉幕府初代執権・北条時政の江ノ島弁財天への参籠伝説に結びつく家紋です。小田原城や江ノ島で土産物や社紋としてこの形を見かけると、どこかで見たことがあると感じるはずです。
今川義元の家紋|足利二つ引両と赤鳥紋
今川義元の家紋|足利二つ引両と赤鳥紋
今川義元の家紋は、足利二つ引両を正紋とする武家の系譜に連なり、二本の横線を円の中に収めた意匠として知られます。戦国ゲームや桶狭間を描く映像で見覚えのあるその二本線は、どこか足利の紋に似ているという直感がそのまま当たっていて、今川がなぜ将軍家と同じ紋を掲げられたのかは、
長宗我部元親の家紋|七つ片喰の由来と意味
長宗我部元親の家紋|七つ片喰の由来と意味
長宗我部元親の家紋「七つ片喰」は、中心に片喰を1つ置き、その周囲に6つを配して計7つにまとめた、長宗我部氏特有の意匠です。岡豊城に生まれた元親が土佐から四国へ勢力を広げた歩みを背景にすると、この「中心1+周囲6」という形は、単なる装飾ではなく一族の存在感を示す紋として見えてきます。
浅井長政の家紋|三つ盛亀甲花菱の意味と由来
浅井長政の家紋|三つ盛亀甲花菱の意味と由来
浅井長政の家紋三つ盛亀甲花菱は、亀甲・花菱・三つ盛の3要素からなる複合紋で、見た目は華やかでも構造をほどくと意外なほど読みやすい紋である。大河ドラマや戦国ゲームで名前だけ知っていた人ほど、まず「どんな形か」を言葉にして受け取ると理解の足場ができるでしょう。